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佐世保の同級生殺害事件の家裁決定 [気になった事件や出来事]

タイトルの事件を「佐世保事件」とします。


佐世保事件の長崎家裁による少年審判の決定要旨を読んで思ったこと。


大体のことは、事前によく報道された内容だったが(たとえばどのような経緯で犯行に及んでいくか)、

いくつか今まであまり知らなかった事実が分かった。

犯人の少女は重度の自閉症スペクトラム障害(以下ASD)であり、素行障害、重度の共感性障害、特異な対象への過度の関心が認められる。  

と。

とあるように重度の精神障害であったということ。果たしてこれは更生させることが可能であるか、と少し思う。基本的には自閉症または広汎性発達障害であれ完治はしないとされている。

もちろん周囲に、そして自身に悪影響を与えないように適応させていく、ことはできる。

ASDが厳密に広汎性発達障害とかとどう違うかは、専門家でもない私にはわからないが、近いものだと考える(こう書くと細かい理屈を持ち出して批判してくる輩もいるが…)。


つまりこの障害そのものは完治しない。治療でうまく折り合いをつけていくしかないと、医師が言っていました。


さて決定要旨を見て思ったこと
①読む限り少女の心の闇は相当に深い。もちろん被害者遺族にも気の毒だが、おそらく少女の状態はかなり重症である。更生していけるのか心配である。

②決定要旨にもあったが、この少女の例はASDでもかなり特殊な例だ(私の意見は極めて特殊な例だと思う。)。

自閉症とかの子が、このような事件を起こす、という偏見が広まらないように願う。
周りでもおりますが、自閉症の子のほとんどは生きづらさは抱えていても、非行行為にはしることはほとんどない。

はっきり一刀両断してしまうと、この佐世保事件の少女が極めて特異な例だというのは思う。


駄文な長文、読んでくれてありがとうございます。





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