対馬を韓国が乗っ取るのは不可能

近年、韓国の一部の国会議員の、「対馬は韓国の領土なので、日本に返還を要求しろ」

などという発言があるという。ネット上ではあるが、あるサイトでは、


「在日韓国人は対馬に集結し、住民投票によって対馬独立宣言をしよう！そして韓国人のものにしよう」


という趣旨の呼びかけをしているようだ。


今日は、①住民投票による独立宣言が可能か？
②韓国が対馬の軍事進攻(要は侵略だが)が可能か？　　の２点について簡単に考察してみる。



①これは明確に不可能としか言いようがないです。法律的にも、憲法的にも。

まず憲法と法律には、日本からの独立を認める規定がない。これは当然だが。

そしてもう一つ、日本の住民投票の制度は、基本的にこのような具体的な政策を国民(この場合在日韓国人だから国民か？だが)自身が決定するのは不可能になっています。

以前から何度も書いていますが、住民投票の根拠は条例です。


条例は憲法９４条の規定により、法律はおろか、政令、省令よりも下で、法律や政令に違反したら無効になるからです。条例ってその程度なんです。


つまり住民投票で、仮に全ての住民が独立に賛成をしても、法律的意味は全くないんです。

はっきし言って日本国は全く無視して、はい終了。


②はどうか？　　　これははっきり言って国際的にただの侵略でしかなく、韓国が物すごーく社会的に孤立するだけです。日本とどちらが強いかとか言うはるか以前の問題でしかない。


この２点より対馬を韓国が入手しようとたくらんでも、実質的にほとんど無理というに近いです。


ちなみに対馬には陸海空の自衛隊が常時駐屯してます。追記　　　　　仮に地方自治法改正などで、住民投票に拘束力を持たせたとしても、独立宣言は住民投票の範疇を超えるんで不可能です