SSブログ

MRJ、国が初の飛行試験ー型式証明取得へ [航空・宇宙]

3月4日 月 22時30分配信 読売新聞オンライン


国産初のジェット旅客機「MRJ」三菱リージョナルジェット」を開発中の三菱航空機は3月4日、国土交通省による初の飛行試験が、米国西部で行われたことを明らかにした。

旅客機の就航に必要な「型式証明」の取得に向けた試験で、開発は最終段階に入った。



現地時間の3日、米ワシントン州モーゼスレイクの空港からMRJ試験機が離陸。国交省のパイロットがエンジンの出力などを確認し、無事に帰還した。国交省によると、試験は1月下旬から始まる予定だったが、試験を受けるための調整に時間がかかっていたという。


型式証明の取得には約400項目の審査を通過する必要がある。三菱航空機は、年内に配線などを改良した追加の試験機2機を米国に運ぶ。国交省は、現行の試験機4機で、配線以外の項目を先に審査する。


三菱航空機の社内試験はすでに2500時間を超え、氷点下を飛ぶ「着氷試験」や50度での「酷暑試験」などを無事に終えている。

国交省は今後これらの試験データを調べ、必要に応じて「再試験」を行う。三菱航空機は2020年初めに型式証明を取得し、2020年半ばに納入を目指している。



以上  引用。


nice!(7)  コメント(0)