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新多用途ヘリコプター、スバル=ベル412EPXが警察庁から [航空・宇宙]

↓記事


SUBARUと米国ベル・ヘリコプター・テキストロン社は、日本の警察庁から「スバル=ベル412EPX」1機を受注したと発表した。

以下「412EPX」と表記。


これは2019年3月にスバルが落札したもので、412EPXとしては世界初受注。

2021年3月に警察庁に納入後、岩手県警察に配備される予定。


412EPXは、高い信頼性を誇り、日本をはじめ世界各地で活躍しているヘリコプター、ベル412シリーズの最新型。

メインローターギアボックスの強化、ドライラン能力の向上、、最大全備重量約5・5tまでの向上等の性能向上を実現する。


陸上自衛隊の新多用途ヘリコプターの開発プラットフォームとなるモデルでもある


以上 レスポンスさんの記事より抜粋。


さて上の記事を読んでも多くの方は意味が分からないと思う。


特に赤字の部分の解説をすると、陸上自衛隊の多用途ヘリコプターUH-1Jの後継となる、新型ヘリコプターの機体をSUBARUとベル社が共同で開発し、それぞれ陸上自衛隊型と、民間型で販売するという計画だ


ヘリコプターとしての基本的な部分、機体はほぼ一緒だが、陸上自衛隊の「新多用途ヘリコプター」の方は、たとえば、夜間でも飛行できる能力、あとは無線機などといった細部が異なる。


ヘリコプター本体としては大体は同じなので、民間型としても売り出していた。それが今回警察庁から1機、世界初受注した「412EPX」である

ちなみに陸上自衛隊型の方、新多用途ヘリコプターは、主にUH-1Jの後継として160機ほどが調達されるという、けっこう大きく、重要なプロジェクトである。


今後の陸上自衛隊の戦力・災害派遣等の能力に大きく影響する。


一般にはほとんど知られていない重要な計画だ。


UH-1Jと新多用途ヘリコプターの大きな違いは端的に言えば1つとみている。


①エンジンが双発か単発かの違い


①について  新多用途ヘリコプターは双発(エンジンが2つ)、UH-1Jは単発(エンジンが1つ)。

よってエンジン故障時などの安全性が大きく異なる。


もちろん多岐に及ぶ改良が施されているだろうが、本質的に大きな違いは① である。


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