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潜水艦こそ抑止力 [自衛隊・防衛]

日本の仮想敵の1つであろう中国海軍は、技術力の問題から対潜水艦戦、対機雷戦が大きく弱いと見られている。
そしてそう簡単に克服できる弱点ではない。量を以て質を凌駕できない世界だからだ。

日本の海上自衛隊が潜水艦22隻体制へ増加中、および潜水艦開発に注力しているのは、当然過ぎる程に定石な戦術であり、かつ中国からしては、確実な脅威となる。

そして潜水艦は、存在する可能性がある、というだけで相手国海軍力を大きく制約する。

実際にはそこに潜水艦はいない。としてもだ。

そもそも対潜水艦戦において、その海域にいない。と断定するのは非常に難しい。

日本にとって潜水艦22隻体制は抑止力。

かつての、フォークランド紛争にしろ、イラク戦争にしろ、相手国が新鋭潜水艦を22隻配備している、などという戦争は聞いたことがない。

偶然、という考え方もあるかもしれないが、そんな恐ろしい相手とは戦争をしない。という抑止力論も有力に思う。

無論潜水艦は万能ではない。速度も遅く、対潜水艦機雷の存在もあり、確実にいつ如何なるときも活躍できるわけではない。
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